【障がい福祉サービス】共同生活援助(グループホーム)にはどんな種類がある?
障がい者に関する法律の中で中心的な役割を果たしているのが「障害者総合支援法」です。
障害者総合支援法には、障がいのある方が受けることができるサービスが定められています。
共同生活援助(グループホーム)はそのサービスの中で、障がいのある方が、地域社会の中で集まって自立した共同生活できるよう支援するものです。
介護サービスまでは必要ないけれど、地域社会の中で一人で自立して生活していくことが困難な、比較的軽度な障がい者に生活の場を提供します。
今は、親に支援してもらっているけれど、親が高齢になって支援が難しくなったり、親亡き後の生活の場を提供する意味でも、共同生活援助(グループホーム)のニーズは高まっていきます。
サービス内容は以下になります。
介護サービス包括型 | ● 主として夜間において、共同生活を営むべき住居における相談、入浴、排せつ又は食事の介護その他日常生活上の援助を実施 ●利用者の就労先又は日中活動サービス等との連絡調整や余暇活動等の社会生活上の援助を実施 |
外部サービス利用型 | ●主として夜間において、共同生活を営むべき住居における相談その他日常生活上の援助を実施 ●利用者の状態に応じて、入浴、排せつ又は食事の介護その他日常生活上の援助を実施(外部の居宅介護事業所に委託) ● 利用者の就労先又は日中活動サービス等との連絡調整や余暇活動等の社会生活上の援助を実施 |
日中サービス支援型 | ■ 主として夜間において、共同生活を営むべき住居における相談、入浴、排せつ又は食事の介護その他日常生活上の援助を実施 (昼夜を通じて1人以上の職員を配置) ■ 利用者の就労先又は日中活動サービス等との連絡調整や余暇活動等の社会生活上の援助を実施 ■ 短期入所(定員1~5人)を併設し、在宅で生活する障害者の緊急一時的な宿泊の場を提 |
このほかにも、「サテライト型住居」といって、グループホームでの支援が不要になっても、支援なく自立して生活していくことに不安をかかえた方が、普段は民間のアパートなどで暮らし、余暇活動や食事などは、本体となるグループホームを利用するという形態もあります。
愛知県で生活共同援助(グループホーム)の実施をお考えの事業者さま、名古屋市、豊田市、岡崎市、豊橋市での指定申請は、各市になります。
豊田市では、障がい者グループホーム設置促進事業費補助金もありますので、参考にしてみてください。