ドミサイルとは?アメリカやオーストラリアなど英米法の国際相続に必要です

日本に住むアメリカ人やオーストラリア人など、英米法が適用される国の方が亡くなった場合の相続手続では、その方の「最も密接な関係がある地域」である住所はどこなのかを決めなければなりません。
その住所のことを「ドミサイル」といいます。
ドミサイルとは、人が固定的な本拠を持ち、そこを離れても帰来する意思を持っている場所と定義される
行政書士渉外相続業務「外国法調査・手続」と「国際私法の基礎」より
ドミサイルには3つの種類があります。
本源住所 | 人が出生によって親から法律上当然に取得する住所 |
選定住所 | 一定の年齢になった後、自らの選定により取得する住所 |
従属住所 | 子が親の住所に従うなど、特定の人の住所に依存して決まる住所 |
ドミサイルは、1つしか持てないので、選定住所を選んだ場合、本源住所は失われることになります。