これからスタートアップ・起業・創業したい!小規模事業者が使える補助金・支援は? 

これから起業・創業を計画しており、行政からの支援を受けたい!と思われている方、

「小規模事業者持続化補助金<一般型>」補助金と「認定創業支援事業」のサポートとを検討してみませんか?

小規模事業者持続化補助金<一般型>とは?

小規模事業者持続化補助金(=持続化補助金)は、小規模事業者が自社の経営を見直し、自らが持続的な経営に向けた経営計画を作成した上で行う販路開拓や生産性向上の取組を支援する制度

行規模事業者持続化補助金ガイドブックより

起業・創業予定の方に、この補助金をお勧めする理由は、

現在募集中の、令和元年度・3年度補正予算のものが、「通常枠」に加えて、「創業枠」を設けているからです。

前年度は、コロナ対策に力を入れべく、「通常枠」と「低感染リスク型ビジネス枠」だけで、「創業枠」はありませんでした。

本年度新たにできた枠です。

◆ どのような事業者が利用できるのか?

産業競争力強化法に基づく「認定市区町村」または「認定市区町村」と連携した「認定連携創業支援等事業者」が実施した「特定創業支援等事業」による支援を公募締切時から起算して過去3か年の間に受け、かつ過去3か年の間に開業した事業者であること。

これから起業・創業する方は、公募締切時までに3か年もないので、今から、支援を受けて開業すればスケジュール的には問題ないと思います。

すでに開業された方でも、この支援を受けて開業された方で、公募締切時から起算して3か年での間の開業であれば、申請可能です。

◆ 従業員数の規模はどのくらい?

特定創業支援等事業の支援とは?

それでは、特定創業支援等事業の支援を受けるにはどのようにしたらいいのでしょうか。

「特定創業支援事業」とは、市区町村が定める「創業支援等事業計画」に定められている事業

令和4年6月現在、「創業支援等事業計画」は1,285件(1,443市区町村)で認められています。

どの市区町村が、この計画を実施しているかは、下記のリンクで確かめられますので、参照にしていただけたら幸いです。

中小企業庁:産業競争力強化法に基づく認定を受けた市区町村別の創業支援等事業計画の概要 (meti.go.jp) 

◆ 支援の流れは?

【ステップ1】

豊田市の場合、以下の①②いずれかの方法を選択します。

みよし市の場合は、市役所に確認したところ①のみのようです。

詳しくは、各自治体にお問い合わせいただけたらと思います。


①創業に関する基礎知識を習得する「創業塾」に参加する。

②相談窓口で、専門家等から1か月以上かつ4回以上の指導を受け、開業時に必要な知識である
「経営」「財務」「人材育成」「販路開拓」の知識を一通り身につける。

【ステップ2】

「特定創業支援等事業」による支援を受けたことの証明書を発行してもらい、開業手続きをします。

この証明書は、小規模事業者持続化補助金の申請の際に必要となります。

また、補助金とは別で、「特定創業支援等事業」による支援を受けると、会社を設立する際にかかる登録免許税が半分になるというメリットもがあります。

その他にも、「創業者向け信用保証の拡充」や「日本政策金融公庫の創業者向け融資の要件緩和」を受けることができます。

小規模事業者持続化補助金の申請

「特定創業支援等事業」の支援を受け、証明書を発行してもらい、開業を済ませたら、小規模事業者持続化補助金一般型の申請手続きに入ります。

◆ 申請できる経費は?

申請方法・必要書類などは、公式ホームページに詳しく載っているので、そちらを参照にしていただけたらを思うのですが、はじめての方には、ガイドブックの方が分かりやすいと思います。

小規模事業者持続化補助金<一般型>ガイドブック

スケジュール

直近ですと、第9回(令和4年9月20日締切)があります。

それに合わせてスケジュール表を作ってみました。

ただ、正直、スケジュール的にタイトで、「特定創業支援等事業」による支援を受けて開業して補助金を申請してというのは、無理がある印象です。

そこで、次回第10回のスケジュールも作成してみました。

まだ詳細は発表されていませんが、第9回の3か月後ということは確定しているので、第9回と同じよなスケジュール感にしてあります。

こちらは、まだ余裕があるので、是非とも検討していただきたいです。